う~ん…
現段階での感想としてはコケそうとしか。
音楽をテーマにした漫画を映像化するというだけでかなりのリスクとハードルを背負っているから何とも言えない。
一話と二話しかまだ観ていないのだけど、どうしてもけいおん!とぼっちざろっくと比べてしまう。
この二作が何であそこまで売れたのかはハッキリと答えが出ていて、それは劇中内での演奏の面白さに尽きた事と、キャラが面白かった事。
けれど淑女の方は…
一話のギターセッションの行を見てるとな~んかデスメタルを全面に出してきてる感じだし、わたし自身がメタル自体あまり好きじゃないと言う好みの問題もアリで。
好みだから他人の好みまでとやかく言う事はしないけれど、どうしてもメタルとかデスメタルって特別視されてるっていうか、その枠組み故に自由が効かないというか。
以前にも書いた事だけど、この20年で日本人の楽器演奏は大幅に巧くなった。
それこそ自称素人が某動画で弾いて見た動画上げてそこからお声がかかるなんて珍しくも無い時代にもなった。
これはわたしの見解にすぎないけどそのレベルの演奏者は既に飽和レベルに至っている。
皮肉な事に楽器というより音楽全般に言える事は巧いだけじゃ売れないという事。
上手い以上に面白い演奏や歌唱が無ければ売れない。
そこに来てこれも皮肉な事だけど、某動画でボカロを使った打ち込み楽曲をはじめ、良く言えば土壌が肥えたんだけど、悪く言えば肥え過ぎて腐り始めてる感じがする。
せっかくアニソンでその高みとか、個性、強みという輪郭がはっきりしてきたのに土壌自体がこういう状況だと日本のショービジネスも先が長くないとも感じる。
そもそも日本のショービジネスは宣伝ありきで、本人達の意向はほぼ無視と言う悪習慣が根付いているし。
別に世界で勝負知る必要なんてない。
面白い楽曲なら勝手に売れるものだし、面白いってそう言う事だと思うし。
だとしてもかのアニメ化はかなりのリスクを負ってるように思う。
アニメーションが素晴らしいだけに勿体ないとも思う。
特にロックギターと言うのは我武者羅に早弾すればいいというものではない。
感情的且つロジカルが理想だとは思うのだけど、それも宣伝ありきで売れてしまった場合結果としてそれが正解となってしまうのもあの世界だし。
理屈を言うのであれば音楽理論を大きく逸脱しない方が面白くなる事の方が多いとも思う。
某アニメのOPで使われていた楽曲はここを大きく逸脱した事でアニメ世界観を破壊しただけでなく、不愉快極まりない不協和音を世に野放しにした罪は大きい。
本人達にしてみればそれが挑戦だった事も承知してるつもりだけど、アレは無しだ。
因みにギターの場合早弾出来る事が至上とされている根底に存在する理由は、早引きで正確に弾ける余裕が出来るなら、概ねどんな曲でも難易度を下げて引ける事にあるのだけど、ここも目的と手段が入れ替わってるよね。
ちなみにわたしは早弾系ギタリスト全般がすきではありません。
ポールギルバートのような感情とロジカルを融合させたものでなければ、それはもう音ではなく不愉快な雑音に成り下がります。
まぁ全部わたしの好みのお話なので聞き流してください。
ほなね。