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This Armor

古今東西何でも研究所

ちょっとした疑問

いつだったか、つい最近見た報道。

何処かの大学研究室が自己細胞を応用する事で不随者を回復させるという記事を見た。
何でも臨床データによると患者がリハビリを経て4年後には車の運転が出来るほどに回復したとか。

これは喜ばしいニュース。

しかし…?

これはわたしがこの世を去ったであろう割と遠くない未来を想像してみた。

まず言える事は50年100年後の世界は現在と異なるであろうという事。
これはまぁ当たり前。

細胞を利用する事で拒絶反応を極限まで減らす事で人体が回復する世界とは?

山中教授のチームが発見したIPS細胞を応用する事で現代医療そのものが変わるという事。

現代は大きく分けて対症療法と根治療法に分類されるが、ここに再生治療が加わる事になり、おそらくだけど多くの治療法が取って代わる事になる。
つまり多くの場合身体の病気や怪我は再生医療によって支えられる事になるのではないか?
疑問はそこではない。

所謂心の病とされているものの一部は脳の代謝機能不全とされるデータがあり、或いはこの領域も再生医療によって克服されるのか?が一つ。

もう一つ、これが最大の疑問になるのだが、そういった医療で人間の体は現在よりもより不老不死や完全に近くなる。
そういう人が生きる世界の価値観とはどのようなものだろうか?

医療の大幅な進歩が人類そのものを大きく変えてしまうのはともかく、より完全に近い体と心を持った人たちが作り上げる価値観とは?

説明するまでもなくこれは経済にも直結していて、たとえば現代日本における少子高齢化や年金問題。

とくに後者だと健康寿命が延びると仮定すると元気で働ける限界が80歳に近づく可能性が高い。
そうなると支給年齢云々より年金制度そのものが必要なくなる可能性も浮上する。

そら健康で働く人が増えれば収入は増加する訳だし、税収も上がるであろう事は想像に難くない。

だがわたしが疑問視している価値観とは心の問題の方。
現代日本は監視社会よろしく何かと息苦しく感じる事が増えたけど、そういった考え方や、白黒思考といった言ってみれば人間の内にある負の感情とか言うものが淘汰され突かず離れずの関係性を築く事が出来るのかどうかである。

無論医療によって心の病がある程度軽減されるのだから自殺者も減る事になる。
が、その反面新たな歪んだ価値観が産まれ跋扈する可能性は?とか考えてしまうのさ。

考えたところでその世界が顕実するころわたしは草葉の陰なので考えても仕方がないのだが、昔からよく言われている「もう一度生まれてきたい」と思える未来に近づくのだろうか?

別の例えにするならガンダムにおける「コーディネーター」と言えば最も分かり易い。

つまり一部の優良な体と心を持った人間が優越思想に嵌り他人を見下すのではなかろうか?という事。

ちなみにわたしはガンダムは好きですが00は観たことがありません。
アニメの世界観ですから軽い説明で充分理解できるので。

もう一つ上げるとすればその世界における貧困はどうなっているのか?
貧困が根絶するとは思えませんが現代社会よりもずっと減っているのでしょうか?

グダグダと長ったらしい事書きましたが、現代の人間と未来の人間は以て異なるし、比べようがありません。

人間の本質の一つが成長であるなら今よりも生き易い世界である事を願います。

ほな。
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