わたしの好きな歴史上の人物に「楠正成」と言う方がおられます。
この方は正行さんと自害する際に七回生まれ変わっても国に尽くしたい旨を言い残して歴史に散った人物です。
もちろん戦などはお互い正しさを主張するから勃発するのであって、楠さんだけが正しいとは限りませんし、それは足利さん、新田さんも同じ事です。
けれど面白くも悲しい事にこのお三方国を思う気持ちは同じでした。
だがその手法が異なり、己のやり方が正しいと確信したが為に共闘関係にあったにも拠らず争う事となりました。
歴史とは常にそういった皮肉がつきものですが、日本がもう一度生まれてきたい国を標榜していたであろう事は想像に難くありません。
兵どもが夢のあとはさらに時代を下っての俳句ですが、争いとは常にそういったものです。
さて何が言いたいかと言うと、日本の出生率がさがり90万人を下回ったという報道を見ました。
賛否や意見はともかく、日本の人口が1億人を突破したのは記憶が正しければ80年か81年だったと思います。
つまりそれ以前は1億人を下回っていて、それでも政治経済は回っていたという事です。
もちろん状況の全てが違うので比較する意味はありません。
が、現在の三権体制が機能不全を起こしているのは明白で、しかもそれを判り切っていて何もできなかった、或いは何もせず座視をしていた事は否めません。
けれど報道の内容を以て多くの人が失望や絶望を抱えているとは思いません。
生きている人間にしか為せない事があるのは時代問わず事実です。
まだ間に合う。
だから「もう一度生まれてきたい日本」を今からでも考えて行動する事は有益な事だと考えています。
この事は後日続編として更新します。
ほなななん。