もう10年会っていない妹の夢を見た。
意味は判らない。
けれど夢の中の妹は現実ではあり得ないほどわたしと仲が良く、甘えていた。
あれが彼女の本音か?
兄はもう家族と言う繋がりから身を引いたのだよ…
君に落ち度はない。
単にわたしの目に見えていたそれは入物ではあったが、中に入っていたのは虚構の存在だったというだけの事さ。
憎む事もしない代わりに関わりも持たないと決めた。
だから君は君の家族や家庭を大切にしなさい。
不思議な関係性だし、多分お互いに兄妹という通常の関係性を築く事は難しい。
そんな関係性なのに不思議と何かを共有しているような錯覚に陥る。
多分それはお互いが幼くして望んでも得られなかった血の温もりとか家族愛なのかもしれない。
もう全ては終わった事だし、父や母を憎んだりしたところで何も変わらない。
だから前を向いて生きるのだよ。
先がどうなろうと精一杯生きればそれでいいのさ。
何時かお互いに思うところあってその考えが一致すれば会う事もあろう。
その時お互いに知らない両親の事でも話してみないか?
君が見てきた父、わたしが見てきた母。
そしてそれを君の子供、いつか生まれるかもしれない孫に伝えてくりゃれ。
またね。