まずお断りしておきますが、わたしはその筋の方と(特に現役)は一切接触や交流がありません。
そしてこれからお話する事は元その筋の方や、過去にほんの少し関わる事があった事に基づくものである事をご了承ください。
さてさて。
所謂ヤクザですが、わたしは必要悪であると考えています。
生前の三代目の言葉を引用すると「博奕はアカンで」として正業によるシノギを推奨していたビジネスライクな強面親分です。
昨今暴対法により日本のヤクザは口座を持てない賃貸契約不動産売買、債権回収など一切民事に介入できずこのまま干上がるのを待つような状況です。
もちろんこれには理由が存在していて、少なくともいけないお薬の売買に手を染めた事に由来している。
もっとも…他にも理由は存在していますが、それはいずれ明らかになるので説明は省きます。
そして現在、彼等が衰退する一方で半グレなる集団と海外マフィアこの場合カルテルと言っても差し支えない勢力が日本に台頭しています。
さらに現役の方の中には振り込め詐欺の元締めになっている輩が居る始末です。
さてここでわたしが関わった?元その筋の方のお話でも。
名前はもちろん言えません。
その方の葬儀に出席した時何も知らされていないわたしは不穏な雰囲気の葬儀に驚きました。
その時に知ったのですが参列者の多くはその方の元子分や舎弟の方々でしかもその当時結構な出世をされていて、某広域団体の直若もいらっしゃった由。
そして喪主であるその方の奥さん(わたしはお母さんと呼んで懐いていました)が生前の旦那さんの発言を教えて頂きました。
「懲役は何度も行ったし、合計したら10年は塀の中に居たが、強盗や窃盗に手を染める事だけはしない」と言っていたそう。
もう一人はわたしの同級生がその筋にはいり「部屋住み」から修行をしたのだが、最後に会った時こんな事を言っていた。
「見た目がヤクザに見えてしまったらシノギにならない」と。
むろんこれは暴対法施行以前の事なので現在どうしているのか知る由はありません。
しかしこの男とんでもない悪党だったのですが、部屋住みの経験が大きく変化を促し、筋の通らない事が大嫌いで身内想いのいい青年ヤクザになっているように見えました。
これらはすべて遠い遠い過去の事ですが、こういう漢も存在しました。
それと以前従事していた業界にはこの筋から足抜けした人が多く、背中に入れ墨なんて珍しくも無い世界でしたが、この方たちは堅気である事にきちんとケジメを付けて仕事している人たちでした。
少なくとも半端な堅気が好奇心と自己顕示で入れ墨を入れる半端者とは訳が違います。
むしろそういう連中が半グレと称して民間人相手にオラ付いているのでしょう。
そういえばこんな事言ってるのもいたなぁ。
「入れ墨見てビビるのは堅気だけだ」
まぁ昨今の流れに反してその筋を擁護するような内容にはなりましたが、現代と違い仁義をきちんと弁えたヤクザも存在していましたという事で。
ほなねん。