最近陰謀論界隈で天皇偽者説が上がっている。
骨子としては孝明帝が暗殺されその混乱に乗じて皇子であった睦人親王をどこの馬の骨とも判らない人物を長州が据えたというもの。
もう一つが天皇家という言い方自体が問題あるけど便宜上ここでは家と称するが、天皇家全体が闇利権で真っ黒と言うものがある。
どちらも荒唐無稽と言えばそれまでだけど、問題を切り分けるならまさにこの二つで、しかもどちらも由々しき事であり、日本人としては座視出来ない問題だ。
わたし個人としては諸説あれど帝は万世一系であり、男系で皇位が継承されてきたと信じたい。
所説にある入れ替え説を採用するなら少なくとも孝明帝までは皇統は正常に保たれてきたことになる。
しかしこれらの陰謀論がもし事実なら…確かに排除しなければいけない。
さらに所説の中には現在の皇位が北朝方であるのに対し、南朝方では正しく継がれてきた言わばもう一つの皇室が存在するとされている。
では仮にこれらの罪と思しき事が事実で皇位剥奪として、改めて南朝方の皇位継承者を帝位に据える事で落ち着く程簡単な問題ではないと思う。
更にもう一つ。
これらのデマがいわゆる共産主義者や左翼によるプロパガンダと言う可能性だって十分にあり得る。
そう言う事も含めて冷静に判断しなければいけないのだが、今上陛下がこういった諸問題に対して否応を声明するとも思えない。
おそらく永遠に闇の中に葬られるか、何らかの形で皇室典範が改正され、DNA鑑定による信頼度の可視化でどうにかなるとも思えない。
皇室とはそれくらいやんごとなき聖域であり、触れてはならぬ所なのだ。
特にこの場合裏づけを取りようがないのかもしれないが、かといって何の裏付けも無くデマや動画を垂れ流すのもイカれている。
信じたい何かが根底から覆されるかもしれないというのは本当に不快でしかない。
どのみちいつか判る事ではあるのだが、もし日本から皇室無くなった時国家や国体はどうなるのか想像がつかないし、想像したくもない。
同時に多くの日本人の拠り所である帝が偽りだったと知った時それを断ち切る覚悟も必要になるのだろう。
どっちであろうと皇室に関するデマや陰謀論は不愉快だね。
ほな。