某企業のお偉いさんが45歳定年を提唱した事で各方面で議論が起きているみたい。
で、その中でひろゆき君は「会社にしがみ付きたい無能が反論」してるという趣旨の発言をしたようだ。
うん。
剛速球だね。
理屈で言えば有能な人間だけを45歳過ぎても雇用するとなれば、利益は上がるのかもしれない。
国際社会での競争力も一定の結果は出ると思う。
でもその分自殺が増えると思う。
わたしも割と合理性で言うならこっち側ではあるのだけど、現役新卒の23歳が向こう22年が勝負と考え、まさに生き馬の目を抜くような時間を過ごしたら、絶望しかないだろう。
こっち側と言ったがわたしは必要な無駄を省こうとは思わない。
しかし企業が営利団体である以上競争は避けようもなく、またその競争が企業の体力を向上させる構造になっているのでそれは紛れもない事実でもある。
逆に考えるならば社会保障というものに依存する事が前提で45歳定年を提唱するなら社会保障自体も今以上に手厚くしなければいけないし、何より偏見を減らす事の方が余程労力が必要になる。
かのお偉いさんが何処まで考えてこういう発言をしたのかは理解し兼ねるが、現状等価交換と言う理の基にこれを履行するなら、保障そのものを変える必要がある。
そしてひろゆき君は過去にもこういった発言をしていて、その内容は理に叶っているのだけど、片手落ちと言わざるを得ない。
もし国とか行政が会社とか勤め人から零れ落ちる人々に対して自己責任としてその全てを丸投げ放棄した場合、治安維持にも影響が出てくる。
もちろんつまらんプライドを捨ててしまえばいいだけの事なんだけど、現代社会の野郎どもはそのつまらんプライドが保てないと生きていけないと考える人は多い。
言葉を変えるなら一家の大黒柱とか、女房子供食わせてますとかね。
それはそれで立派な事だし、プライドにもなりえるが、そもそも社会全体が45歳定年を受忍し、切り捨てるとなればその行為自体が出来なくなるに等しい。
まだ一企業の誰それがこんな事言いましたくらいの次元で済んでいるが、これが法案として国会で議論されるようでは本気で狂気と言えるだろう。
そして何よりも今現在年金受給年齢が75歳に引き上げが検討される中にあって、45歳でリストラされ、15年も年金の支払いが残る上に、受給までに15年も猶予が出来てしまうとなれば、それは既に国家存亡の危機と言えまいか。
考えはそれぞれだが、あまりにも軽率な発言ではなかったか。
ほなね~