おバカな発言もあったものです。
彼等の給与待遇では月給乃至手取り20万円の暮らしがどういうものか、ここ連日続いている物価値上げが受け入れられているのではなく、強制されているのか理解出来ていないようです。
ちなみに発言の20万が明細なのか、手取りなのかも言及されていない所に、愚かしさを覚えます。
さて、ここでは手取り20万という前提にしましょう。
手取りという事は額面ではほぼ25~6万くらいという事でしょう。
保険料やら年金所得税の詳細は割愛するとして、まず手元或いは預金残高が20万とします。
更にここで一人暮らしを前提にします。
あるデータで家賃は手取りの3/1が安全圏というものがあります。
従って20万の3/1なら65000円を上限とします。
さらにここから毎月の光熱費通信費が合計で20000±2000円の変動があったとします。
この時点で概ね8万から9万の支出が見込まれ、さらに個人で損害保険など加入して支出があるとすれば残りはほぼ10万円となります。
そしてこの中から貯蓄として20万の10%として2万円を預金すると残りは8万円です。
さらにここで車を所持しているという前提は無理がありますが敢えてその前提で計算すると残り8万円の中から自動車ローンとか車検の度に自動車税、重量税、印紙代、代書費用などが隔数年おきに発生するとなると毎月の支払額と車検費用を考えると別途一万円はストックしておかなければなりません。
この時点でお判りいただけると思いますが、車を所有していない前提だとしても残り8万円で毎日の食事、何時発生するか判らない医療費をやりくりしなければいけません。
どんなに控えめに言っても贅沢は出来ません。
況や毎日1000円のランチなんてハードルが高いでしょう。
金融を扱う側の、言わば最高責任者の発言や見解がこの程度なんですから日本経済が衰退の一途を辿ったまま右肩上がりにならないのも頷けます。
先ほど日銀職員給与も観てきましたが、平均で800万ちょっと。
これは多分支給額で手取りではないにしても、おそらく手取りに直した場合600万くらいには鳴ると考えられます。
この時点で凄い格差が生じていますがそこも割愛。
20万と言う額もそうですが、何よりもこの物価値上げを受け入れられていると発言した事の方が恐らく意味が大きいでしょう。
裏を返せばまだ値上げできる、増税できると暗に仄めかしているようなものです。
あたしゃその筋の関係者じゃないし、その筋に知人はいません。
けれど議員や資本家のお歴々は文字通り食うには困らないとされる連中です。
それこそ贅沢も出来ましょう。
ファミリーカーとは別に趣味で高額な車なんて事もできるのでしょう。
ただしこのレベルだとかなり限定されるとは思います。
一般に年収手取りで1000万あったとしても家族を養っている場合、大きな贅沢は難しいそうです。
そりゃお子さんの学費やら、お小遣い、奥さんにもそれなりのお小遣いやらしてるのかもしれないから、お金なんていくらあっても足りないのが現状でしょう。
仮にこれを一人当たりの月額別で計算したとしても学生なら学費とは別に月額5万、奥様にはこれと別に食費を賄ってもらうとするなら10万?くらいにはなりそうです。
やりくり上手な方であれば食費の方はもっと抑える事は可能でしょうけど、それでもお子さんが二人三人いた場合はこの限りではありません。
特に食べ盛り育ちざかりのお子さんがいる家庭での食費は財布を圧迫する事は想像に難くない。
こういった事を理解共有出来ていない、そこに大きな隔たりがある以上国民の暮らしや政治のレベルが上がる事などありません。
これらの事含めて「世間知らず」と言われているのですが当の本人は認識出来ているのでしょうか。
同時にこういう発言が恥をさらしている事にも留意して頂きたい。
ほなね。