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This Armor

古今東西何でも研究所

さくらの花の咲くころに

花粉症を患う前はこの時期が好きだった。
今でもまぁ好きなんだけど、アレルギーさえなければね。

花の事は詳しくないし、さくらに特別思い入れがあるわけでもない。
けれどさくらは大好き。
特に風に舞い散るさくらは本当に風情があっていい。

一般的に春は出会いの季節。

けれどわたしはこの時期になると必ずこの歌を思い出す。
もう31年も経ったのに、あの時の事は忘れていない。
特別な事があった訳じゃない。

言い知れぬ不安と期待が交差して押しつぶされそうな日々だったけど、己を信じて我武者羅に生きていた。

何度目の季節だろう。

この時期は風に雨にと麗らかな日差しがあって何とも心が弾む。
冬が終わり若葉の季節との間の一瞬ともいえるさくらの花。

別の歌には散らない花は無いけれどという歌詞もあったな…
さくらを題材にした歌は多いが、心に残る歌は限られている。

それは好き嫌いの事でしかないのだけど、それが人の感情。
どのような物事に対して何を感じるかは人それぞれ。

けれどさくらはそんな事を余所に淡い色で咲き儚く散っていく。
それもまた諸行無常なんだと改めて考えてみた。

ほななん。
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