あと10年生きていたら話も出来たのに早すぎるんだよ親父殿。
わたしはあなたの生き様も人柄も知らないし、あなたを知る人を通してあなたを知るしか術がない。
しかも年齢から言うと鬼籍に入ってる人が多く、生きてる人だってもう高齢者世代だから時間が多くない。
12月は直系?親族の命日が多い。
そういえば親父殿、あなたも12月だった。
もっともそれを知ったのは年が明けて節分もいくらか過ぎてだった。
想像するしかないのだけど、あなたも心残りがあったのだろう。
そうでなければ電話の向こうであなたの訃報を聞いた妹が号泣する事はないだろう?
んーと今年は17回忌にあたるのか?
何せ親族の法事だって碌に出ないから鬼籍の数え方もよく判らない。
わたしが四十路を迎えるくらいだったら大人同士男同士の話しも出来たのだろう。
最もわたしの人格から察するにあなたと相容れるとは思えないけどね…
かといって否定するつもりはないしそれとこれの区別はつくさ。
確か去年の年末もこんなこと書いてたように思う。
まぁ10月と12月は何かと縁があるのでそれも仕方なかろう。
最もどちらかと言えば別れの縁なのだが。
あなたの孫は元気に過ごしている。
あなたの娘も多分元気。
あなたの息子であるわたしはまぁ生き永らえている。
あなたの妻であった母上は相変わらずだ。
わたしが何時そちらに行くと断言はできないし、出来るだけゆっくり行くけどその時はいろいろ言いたい事話したい事があるので、それまで転生はしないように。
そのくらい待ってくれてもいいだろう?
ほな。