愛知で中学校から付き合いのある知人のギター28万相当を盗んだとして24歳の男が逮捕されたとか。
実名報道しない事に違和感を覚えるが、動機が「高そうなギターだったので売って金にしたかった」などと言うバカな事をほざいているようです。
ギターに限らず購入時の価格が如何に高いからと言って売却時に同等の価格で売れる事はありません。
詳しい人なら説明するまでもなく、ギターの価格はビンテージとか現在は希少となっている素材で構成されているなどの条件が存在します。
そもそも28万相当を考えれば、所持者は一生モノの一本として購入しています。
その価値すら判らずに安易な発想で犯行に及ぶのですから始末に負えません。
窃盗と言えばわたし自身も過去に納車して1年もしないうちに盗まれた経験があります。
この事を境にわたしは盗みは許せなくなりました。
世知辛い事を言ってしまえば仮にこのギターを売却査定に出したとします。
買取価格は3万円出ればいい方でしょう。
このギターにその価値がないという事ではなく、買取業者の都合による事だとお断りして置きます。
販売価格から7~8掛けで買い取らなければ中古業者は利益が出ません。
楽器専門店に行ってそれこそ、希少価値のあるモノなら10万くらいの査定は出る可能性はありますが、現在ギターに使用する木材も乱獲による規制がかかっていてそれほど高価な素材を使用する事は出来ません。
この事を考えると金欲しさと言ってもお小遣いにすら届かないのが現状と思われます。
さてこの容疑者ですが、価値を知らぬまま買い叩こう(窃盗ですが)としたのですから落語のネタにもなりません。
しかしその行為の卑劣且つ浅はかさが招く結果は知人と社会からの信頼を失う事に他なりませんが、本人が事の重大さに気が付くのは恐らく30代後半に差し掛かった頃でしょう。
事件になった以上周りの関係者がそれを忘れる事も許す事もありません。
そして事ある毎にこういわれるのです。
「あなた過去にこういう事してますよね?でしたらお引き取り下さい、関わらないでください」と。
と言っても、被害者本人の手元に無傷でギターが戻った場合はこの限りではありませんが、それでも本人は許しても周りの意見は異なる事を身を以て思い知る日が必ず訪れます。
結果として法を侵す事は割に合わないという事です。
ほなね。