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This Armor

古今東西何でも研究所

現実を感じてみよう

ちょっと視界に入った時事ネタに絡めてみる。

メイクアーティストのカズヒロさんと言う方がアカデミー賞を獲得した事でそのコメントが心に刺さった。

全文はめんどいので要約すると「日本で夢をかなえる事は難しいから日本を出てアメリカ人として生きている」とか。

ここまではっきり現実を直視した物言いは今の日本には珍しいかもしれない。
わたし自身も日本でしか暮らした事はないし、日本は好きだが、日本人とか日本式の持つ悪習慣は反吐が出るほど大嫌いだ。

と言ってしまうと右左になりそうだけど、これも現実なのさ。

国家や民族=すべてが好きという訳じゃないって事。
特に日本の企業体質には実績主義があって、どうしても前人未到と言われる手法を避けたがる部分が多い。
ここに輪をかけるように「官僚主義」やら「学歴」「出身地」といった派閥抗争が加わるので何とも始末に負えない。

出来る人間がリーダーシップをとるというシンプルな理屈が屁理屈によって叩き潰されているのが事実。

自由民主主義を唄いつつ現状はその真逆なのだ。

そしてこの競争構造から零れ落ちると一部から「落ちこぼれ」という迷惑なレッテルを張られる事になる。

和を以て貴しとなすから程遠い現実がそこにあるのだ。

これはイデオロギーの問題ではなくて、感じ方の問題。
あらゆる物事には嫌悪感を感じるセンサーが働くものだ。
例えば「何かおかしい」「一見おいしそうだけど何か匂う」とかの類のモノ。

そしてその「おかしい何か」を巧妙に隠蔽する屁理屈が跋扈して、しかもそれを是として見直そうともしないから負の連鎖から抜け出す事が叶わない。

沢山の人がこれに気が付いているけれど、如何せん屁理屈と作られた価値観がそれを見逃さず芽を摘み取ってしまう構造だけは必要以上に機能しているときた。

そもそも物事には優先順位があって、実績を重要視する事はとても大事なのだが、それは人の命に関わる産業に限定する事であって、それ以外は見直したり、価値観そのものを疑わなければ自浄作用が働く事は無い。

かつてわたしも日本に嫌気が差し海外移住を計画した事がある。
ではなぜ現在わたしが日本で暮らしているのかと言えば、傲慢にもこの閉塞的な現状を変える事が可能なのではなかろうか?と考えたから。

だが現実はどうだろうか?
己の無力さを嫌と言うほど思い知る事になったがそれでも諦める事なく自分で出来る範囲からその方法を探っている。

何度でもいうがこの社会など所詮人間が自分達の都合のいいように作り上げた組織でしかない。

不完全なのだから付け入るスキは必ずあるし、それは大きな変化を促す事に繋がる可能性が残されている。

今現在を謳歌している人はそこにどんな代償があるのか考えれば判る事だ。
不平不満だけを抱いている人はその原因に辿り着く事さえ覚束ない仕様になっている。

だからこそ「人間」とは何かを考える必要がある。
人間とは?人間らしさとは?他の動植物何が違うのか?

詰まらぬ方向に逸脱したが、彼のコメントには現代日本人が戒めにしなければならない本質が存在している事を忘れてはならない。

ほなねん。
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